中澤拓也さん(29歳)
上田市在平成29年に入社。
学校卒業後大手製造業で働いていましたが、縁あって弊社に転職頂きました。
現在は当社の主力業務となっているマシニングセンタのオペレーションを担当しています。
製造業に対する心境や考えていることを今回始めて聴くことができました、当社に入社を検討されている皆さまにもご参考にしていただければ幸いです。
代表取締役 井出昌好
同じ製造業からの転職でしたが、現在マシニングセンタの操作業務には慣れてきましたか?
最近は基本的な操作業務にはある程度の精度で対応ができるようになってきました。
最初は全くわからないことからでしたので、それなりの難しさはありました。
例えば新しい切削加工を始める前に加工原点の位置を確認して座標設定を行う「基準出し」という工程があります、これは専用のタッチセンサーを当てるなどして調整を行うのですが、これ一つとっても最初はなかなか数値を合致するように調整することができませんでした。
色々な工程があるけど、難しいなと感じたときはどうやって対応してきたのかな。
まずはOJTで先輩社員に基礎から教えていただきますので、それを自ら実践してみます。教えていただいたとおりに実践し調整を試みるのですが、想定より多く時間が掛かるなど、うまく行かないときは改めてお聞きして対処方法を教えて頂いています。
お聞きするときもまずは自分で実践してからお聞きするようにしています、当然かもしれませんが自ら操作してみると、対処方法など先輩の言っていることについて、深く早く理解できます。
先輩社員たちは優しく対応し教えてくれましたか。
はい。この会社の先輩たちは技術的なことや知識について、惜しむことなくどんどん教えてくれます。自ら実践してから確認していますので単に厳しいなどということはありません。
中澤くんは元々製造業に従事していましたね。たしか樹脂加工の企業、その企業と比較すると現在の仕事ってどう感じていますか。
樹脂成形の生産をしていましたが、現在の工程とは全く異なります。ある程度決まった工程内において正確さを求められる製造業務が主でした。
それに対して上田エンジニアリングに入ってからは、ほぼゼロから削り出し、カタチのある製品を仕上げるという製造工程を任されていて、その点ではとてもやり甲斐を感じています。
マシニングセンタのオペレーション自体もまだ覚えるべきことは多々ありますが中澤くんはこの先どんな仕事にチャレンジしたいとか将来像はあるのかな。
マシニングセンタの操作も未だ覚えるべきことはたくさんあります。100分の1という精度を素早く調整してしまう先輩のようになるべきですし、先々はもっと上流工程「金型設計」ができるようになりたいと考えています。
でも今は入りたての私に刃物・エンドミルの用途や材料の種類といった本当に基礎から教えて頂いた先輩社員に少しでも近づけるように頑張っています。
上田エンジニアリングは基本土日休日の週休2日、繁忙期による残業はほとんど無いとのことでした。
中澤君がいまもっともはまっているのが「筋トレ」だそうです、計画的に分割トレーニングに取り組んでいて、上腕の太さは特筆モノです。もしかすると井出社長が合気道に長年取り組まれていることに触発されているのかもしれません。
また自作PCを組み立て、愛車マツダアクセラに乗ってドライブを楽しむなど趣味が多彩な実直で優しい印象の中澤卓也さん、頑張って先輩社員のように優秀なエンジニアになってください。